一日百笑

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〜8/20〜 DAY14 ついに台風直撃か

どーも!きよしです!

 

島は今あることについて揺れている

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https://tenki.jp/lite/bousai/typhoon/1819/

台風19号の直撃予報である

 

今回の台風、今シーズンでも最大規模のものらしく、波や風、停電などに対する厳重な注意喚起が今日された

 

その中で、今日自分たちは島の施設の台風対策をした

 

温泉、コミュニティーセンター、バナナ繊維の工場

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それぞれに雨戸を取り付け、窓ガラスが割れることのないよう処置をした

 

この島では、生活用水は、電動のシステムで地下水をくみ上げ、島に供給されている

 

したがって、停電などになれば、島の水は断水することになる

 

これは本土ではあまりないことだろう

 

自分が住んでいる地域ではもちろん無いことである

 

また、島での携帯の電波も止まる恐れがある

 

それは、島の携帯の回線は、島にある電波塔より供給されているからだ

 

電波塔がどこまで停電に対し強さがあるかは分からないが、最悪の場合、多くの時間

 

断水や連絡機器の使用不可

 

という事態が発生するだろう

 

だが、こういう時にこそ、島の人たちの強さを見ることができた

 

ここは離島である

 

何事が起こっても、全て臨時的に自分たちで対応しなければいけない

 

それは、今日自分たちがやった雨戸の取り付けなどもそうである

 

自分たちの場所は自分たちで守る

 

そういった理念に、自分は地域活性、島おこしの真価があるのでは、と思った

 

地域活性や島おこしは、「誰か」ではなく、その地域の人たちの信念や行動力が不可欠である

 

島の人たちには、自分たちの場所、故郷を守っていこうという思いが確かに見られる

 

自分の中で、現段階として考える島おこしや地域活性の意義は

 

誰かがそこを守りたい

 

そういう思いが根底にあるのだと思っている

 

誰かが守りたいと思っている場所、そこには絶対に何かしらからのニーズ魅力がある

 

逆を言えば、それがなければ、守りたいという思いが産まれないから

 

また、1年前に移住されてきた方の話しを聞くと

 

宝島に訪れた時、島の自然に魅了され、すぐに移住を決めたのだそう

 

島での暮らしへのニーズは確かにある

 

そこにしかない自然や、時間の流れがあるから

 

外の人から見たニーズや魅力、島の人たちによる、島を守りたいという姿勢

 

その二つがここにはあるのだということを、今回の台風を通して知れたと思う

 

明日はコミュニティーセンターに避難することが決まっている

 

きっと多くの島の人と台風の夜を共にするだろう

 

これは大変貴重な体験ができそうだ

 

アクシデントが発生したとき、島の人たちがどう動き、繋がりを見せるのかがとても楽しみだ

 

ピンチの時にしか知れないことはきっとある