〜8/13〜島暮らし7日目 闘いの始まり
今日はハードだよ
朝8時、世話人のいさおさんにそう告げられ、1日が始まった
「おー、なんだろう、楽しみ」
島に来てから、まだどこか追い込まれるような体力的疲弊は無かったため、とても楽しみだった
軽トラに乗り、島の山の方へと向かっていく
到着
「今日はバナナ畑の開拓!」
言われて、前を見るともはやジャングルとでも言える茂みが広がっていた
なんでも、四年前の移住者がこのバナナ畑を辞めてしまったらしく、そこから雑草や低木が野放しになり、バナナ畑を覆い、耕作放棄地と化していた
どこから手をつけていいか分からないが、僕とまこっちゃんはビーバーという草刈機、ノコギリを駆使し、ひたすらに草を刈っていった
ギコギコ、バサッ、ウィーーン!
作業による音が野放しになった耕作放棄地に響き渡る
きりがない!!
と思いながらも、やっていると徐々に視界も良くなり、バナナの木も頭を出すようになった
四年間野放しになった荒地、一筋縄ではいかない
夏ということもあり、体にまとわりつく無数の蚊
払っても払っても近づいてくるアブ
島ということもあり、ハブへの恐怖も持ちながら、ひたすらに草を刈った
「これ!ハブやハチに刺されたら使って!」
いさおさんから支給されたのはポイズンリムーパーという、注射器のようなもので、患部から毒を吸い出すもの
果たしてこれで大丈夫なのだろうか。昨日読んだハブの毒の記事が頭をよぎり、より慎重に足を進めていった
順調に作業が進んでいき、
「よし!以外といけるぞ!」
思ったのも甘かった
進んでいった先にはたくさんの松の木が広がっていた
ま、松の木だとおおおおお!!!!
四年間の月日は恐ろしい。バナナ畑だったところに、バナナよりも派手に松の木が生えているのだから
いさおさんもさすがにこれには驚いた模様
ビーバーや松の木では少し手こずるため、また新たに違う策を練る必要がある
また、アシナガバチの巣もあるようで、作業中にたくさん飛んでいて、進めない箇所もあった
とはいえ、男手2人で作業を進めたため、思ったよりも綺麗にすることができた
しかし、畑は三反(3000平方メートル)あるため、まだまだ先は長い
耕作放棄地の問題は日本全国で起こっている問題であり、その多くの理由は、少子高齢化による労働者不足だという
このことからも、島への移住者の呼び込みはやはりとても重要であると思う
島の豊かな自然による農地を守るためには、次世代の担い手が増え、島の中で効率よく農業をすることが大切だと思う
日本は小さい国で、アメリカのような広大な農地はない
だからこそ、少しでも耕作放棄地を減らし、日本の農作物をより多く生産できる環境が必要だろう
今回、島で耕作放棄地に携わり、一度荒れた農地を再生するための苦労を知れたことはとても大きい
島のバナナ農地を開拓するため、インターンの期間にできるだけのことをしたいと思った1日である
ということで今回はこんな口調で書いてみました笑
気分によって多分変わっていきます!
今回も読んでいただきありがとうございました!
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それではさよなら〜👋